日本時間の9月19日の昼過ぎに、スコットランドの独立の是非を問う選挙の開票の結果が
発表されました。
反対が55.3% 賛成が44.7%でスコットランドの独立は反対の支持が勝り、英国にとどまる
事になりました。
予想外の大差との報道もありましたが、結果を見る限りでは、私なりに1000人中、447人が
独立希望をしているという事に驚いています。
独立は英国にとっては沢山のデメリットがあり、スコットランドも通貨や、油田などの多くの問題が
山積しています。
どちらの結果になったとしても、国民の一人ひとりが声を上げ、選挙という行動を起こし、前に
進もうとした事に大きな意味があったと思います。
私は、英国にはユニオンジャックの国旗が一番似合うと思います。
最近ではウクライナのクリミア自治区の独立(これはロシア編入)、イスラム国(シリア・イラクで
起きている武力による国家樹立宣言)といろいろ国家にまつわる話があります。
武力抗争もなく、正当な手続きの中、国民が声をあげて変わろうとするスコットランド・英国には
本当に紳士の国、伝統を感じます。
もし、日本でもこのような独立問題が起きたらどうなるのでしょうか?
沖縄の人たちは、米軍基地などの沢山の不満を持っておられると思いますし、どこの国でも
このような問題を抱えているのでしょうね。
だだどのような問題ごとにも、武力を有する事による解決に導く事には、絶対に反対です。
19日の夜のニュース番組を見ていたら、選挙後のスコットランドの日常何も変わらない風景を
放送していました。
暴動が起こるわけでもなく、ルールを守り、モラル・誇りをもった素晴らしい英国国民ですね。
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